Special Life around GPS


  • 米国最高の住環境で、個性豊かな最高のプログラムを。

     本サイトは、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のSchool of Global Policy and Strategy (GPS)をより広く・深く知って頂くことを目的として、現役日本人学生によって管理・更新されています。GPS、そしてSan Diegoの魅力を皆さんにお伝えできればと思っています。2015年7月より、IR/PS(School of International Relations and Pacific Studies)からGPSに改称されました。
    GPSとUCSDが位置するラホヤは、米国で唯一、地中海性気候となる南カリフォルニアに位置し、その平均住宅価格は2009年にロサンゼルスのビバリーヒルズを抜いて全米一になるなど、米国で最高の住環境のもとにあります。
    UCSDの眼下に広がる太平洋と美しい海岸線は、多くの大学関係者に「ラホヤから離れられない!」と言わせています。
    また、治安についても米国随一と言われており、日本食専門のスーパーマーケットも複数あるなど、日本人留学生本人だけでなく、その家族にとっても米国随一の生活環境であると言えます。

    GPSは、1987年に創設された比較的新しい国際関係のプロフェッショナルスクールです。
    2014年のForeign Policyの国際関係スクールのランキングでは全世界13位にランキングされており、純粋なランキングの面のみから見ると今ひとつと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
    (ちなみに、米国西海岸に限ればStanfordに次いで2位にランクされています!)

    (Foreign Policy: The Best International Relations Schools in the World)
    http://foreignpolicy.com/2015/02/03/top-twenty-five-schools-international-relations/

    しかしながら、アメリカで唯一、環太平洋地域(日本、中国をはじめとしたアジア地域と、ラテンアメリカ地域) にスポットをあてたプログラムを実施しているほか、専攻地域に応じた第2外国語(中国語、韓国語、スペイン語、インドネシア語)を2年間通じて履修することが認められているなど、他の国際関係のスクールと比べて極めて特色のあるプログラムが提供されています。アジア地域やラテンアメリカ地域に関して突っ込んだ勉強を行いたい方や、国際関係を学びつつ、第2外国語を初歩から始めてビジネスレベルまで2年間で高めたい方などにとっては、ハーバード大学やコロンビア大学など、国際関係のいわゆる超有名校と比べても際立った魅力を秘めたスクールだと言えると思います。

    Dean曰く、「今日、専門家として成功を収めるには、世界的な視野が求められており、経営学、公共政策および国際交流がいかに企業の戦略的意思決定に影響するかを充分に理解する必要があります。GPSは、そのような理解を高めるために様々なコースを提供している」とのこと。
    UCSD自体が1960年と新しいこともあって、IR/PS(現GPS)は1987年設立と公共政策大学院の中ではかなり新しい方。日本がバブル真っ盛りの中で、今後のアメリカの最大のライバルになりそうな不気味な日本をちゃんと研究せねば!ということでIR/PSができたとかできないとか。悲しいかなその後の「失われた20年」でアメリカの大多数の興味は中国へとシフトしたわけですが、今でも立派な日本研究が行われている全米で数少ない大学院なのです。(西海岸だとUCSD、東海岸だとColombiaくらいでしょうか。)

    コースは2年制のMIA(Master of International Affairs)とMPP (Master of Public Policy)、エグゼクティブコースとしての1年制MAS-IA(Master of Advanced Studies in International Affairs)、学士と修士がセットになった5年制(学士3年、修士2年)のBA/MIA(Bachelor of Arts in International Studies and Master of International Affairs (BA/MIA))の4つで構成されます。MPPはIR/PSからGPSへの改称に伴って新設されたプログラムです。以下断りのない限り、MIAについての記述になります。

    クラスメートの人数は120名程度(公共政策大学院としては小〜中規模)で、出身国の大まかな構成は以下のとおりです(筆者の実感に基づく数値です)。公共政策大学院のなかでも留学生比率は多く、多様なバックグラウンドを有するクラスメートとともに勉強することが出来ると思います。

    ・米国・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50~60人
    ・中国(台湾・香港等含む)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30~40人
    ・中南米諸国(メキシコ、ブラジル、アルゼンチン等)・・・15人程度
    ・日本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5~10人程度
    ・韓国・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5~10人程度
    ・その他(NZ、フランス等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5人程度            

    カリキュラムは①必修+②トラック+③地域の3つで構成され、具体的な構成は以下の通りです。

    1.必修
    ◦Globalization
    ◦Quantitative Methods
    ◦Policy Making Processes
    ◦International Politics & Security
    ◦Economics (Managerial & International)
    ◦Accounting & Finance
    ◦Language ※専攻地域に応じて。日本人の場合、地域専攻として日本を選択すれば免除。
    ◦Capstone Courses ※どれか一つ
    Strategy and Negotiations
    Policy Responses to Global Problems
    Evaluating Technological Problems

    2. キャリア専攻
    ◦International Economics
    ◦International Management
    ◦International Politics
    ◦Public Policy
    ◦International Environmental Policy
    ◦International Development & Nonprofit Management

    3.地域専攻
    ◦China
    ◦Japan
    ◦Korea
    ◦Latin America
    ◦Southeast Asia


     

    カリフォルニア大学サンディエゴ校(英: University of California, San Diego、UCSD)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市郊外のラホヤに位置する州立、男女共学総合大学です。 10校あるカリフォルニア大学システムのひとつです。 この大学は、スクリップス・インスティテューション・オプ・オーシャノグラフィとして1959年に創立された比較的新しい大学です。 アメリカ東海岸の名門私立大学連盟アイビーリーグと同じ水準の教育を受けることができる公立大学群パブリック・アイビーの一校として名を連ねています。 また、USニューズが発行する2009年度のアメリカズ・ベスト・カレジーズ・ガイドブックによると全米の州立大学で第7位に番付されており、全米でトップレベルの州立大学です。
    (Wikipediaより抜粋)