在校生ご家族からのメッセージ


⑤ 日本で準備すべきものは?


 アメリカでは日本の物は揃えられないと心配した私はあらゆるものを抱え込んでアメリカに到着し
た記憶があります。生活用品をよく100均で購入していたので、そのような物まで買い揃えて持ってきましたが、サンディエゴに100均は2店舗もあります。1つは日系スーパーMARUKAIのモールと、もう一つはMira MesaにあるHマート(コリアンマーケット)と同じモールにダイソーがあります。というわけで100均の商品が恋しくなることはまずありません。

また、アメリカの化粧品は肌に合わないのではと2年分の化粧品を準備してしまった私ですが、これに関しても日本製の化粧品は割高ではありますが、売ってありますのでご安心ください。アメリカの商品は質が悪いのではとこれまた変な固定観念を抱いていた私ですが、食のところでも述べたとおり、健康志向の高まりにより、化粧品や衛生用品などあらゆる生活用品でも、より身体に優しい自然なもので環境にも優しいものという配慮のなされた商品が多く並んでおり、安心して使える商品もたくさんあります。日焼け止め、シャンプー、ボディケア用品、洗剤などは今となってはアメリカ製の物をお気に入りで使っているくらいになりました。というわけで、生活用品に関しては正直、日本で必ず準備した方がよいというものは思い浮かばないくらいです。

ちなみに買い物は現在ほぼクレジットカードで支払っていますので現金は普段あまり持ち歩いていません。ドル対応のクレジットカードの作成は必須です。クレジットカードに関してはマイルの貯められるANAカードやJALカードを持たれている方が多いように思います。

他に日本で準備しておいたほうがよいものといえば、医療保険についての検討です。こちらに関してはご家族によって様々ですが、こちらで出産を考えられていないご家族の場合は病気のみをカバーする海外旅行保険で2年間過ごされる方もいらっしゃいますし、妊娠・出産の可能性のあるご家族の場合はそれをカバーするアメリカの保険に入ることが必要となります。私も保険の種類まではくわしく述べることができませんが、私はUCSDの家族用の保険で妊娠・出産と眼科、歯科までカバーする保険に入国してすぐに入りました。こちらの保険、保険料がとても高いので正直あまりお勧めはできませんが、それでも無保険での受診よりは少々の痛手は仕方ないと腹をくくっているところです。また、アメリカでの歯科受診は特に医療費が高いと聞いていますので、日本での一番の準備は歯の十分な治療かもしれません。

① 治安について

② 住環境について

③ 食生活について

④ 服装について